ユニオン・サン=ジロワーズのMF三笘薫の活躍は、現地ベルギーでも話題を集めている。

 それもそのはずだ。現地10月16日に行なわれたベルギー・リーグ第11節のシラン戦、日本が誇るドリブラーが投入されたのは0‐2とリードを許して迎えたハーフタイム。しかも、前半に退場者を出し、一人少ない状況だった。

 それでも、55分の反撃の狼煙を挙げる一発を見舞うと、2‐2に追いついて迎えた76分、落ち着いたシュートで逆転弾をゲット。仕上げは90分、ハーフウェーライン付近でボールを受けると、得意のドリブルで一気に独走し、ハットトリックとなる圧巻のシュートを突き刺してみせた。
【動画】3点目の独走ドリブル弾は圧巻!三笘薫が達成した衝撃のハットトリック
 
 クラブの公式ツイッターによれば、三笘は45分間の出場で、4本のシュート、3ゴールをマーク。パス成功率は88%、ドリブル成功率は100%だったという。

 また、そうしたスタッツに基づき、欧州主要リ−グのレーティングを算出しているデータサイト『Whoscored.com』は、「9.72点」という驚きの採点をつけている。

 その衝撃の活躍ぶりは、数字の上でも表われていると言えるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部